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祖母の一回忌

2017-04-23

今日は祖母の一回忌の法要でした。

昨日から両親は仏壇にこの地区の仏事の習わしである 口砂粉と餅をお供えし仏間を整えました。私は仏間に大輪の百合と菊の花活けをしました。

今日は山本家の一家も揃い、親戚や友人たちにも参列いただき正午から僧侶による読経でした。説法は、“ 阿弥陀如来様は母の心で人々を見守っています。お母さんというのは座っている暇などなく、動き回る子どもに付いて回り子どもから目を離すことがない、そして母がどこにいるか一目で分るように立って子どもたち(人々)に母(阿弥陀如来様)はここに居ることを教えています。だから阿弥陀如来様は立ち姿なのです。おばあちゃんもそのような心で母として子どもたちを育ててきたのですよ。” とのお話しでした。

祖母は3人の子どもを育て、7人の孫、それから曾孫の面倒をみてくれました。そして保母としてたくさんの子どもたちの教育に携わりました。祖母にぴったりの説法にぐっとくるものがありました。

お寺さんのお話の後は小浜町(木津)の生簀料理店に場所を移し、お斎です。祖母の思い出話しをしたり、姉や妹の子どもたちは生簀に泳いている魚に大喜びではしゃいでいました。

祖母が亡くなって早や一年、お浄土から皆を見守っていてくれる祖母も喜んでいると思います。(N)

 

お斎の様子