山本美術館 > ブログ > 「小原古邨展 花と鳥のエデン」

「小原古邨展 花と鳥のエデン」

2018-10-11

東京在住時の知人から、茅ヶ崎市美術館で開催中の開館20周年記念 原 安三郎コレクション「小原古邨展 花と鳥のエデン」のカタログが届きました。

小原古邨の作品は当館でも何点か所蔵していますが、花鳥画(木版画)では群を抜いて美しく、私の好きな作家の一人です。

カタログをパラパラと捲ってみると、春夏秋冬の美しい背景物と動植物との構図の素晴らしさ、優しい色彩が先ず目に付き、それから小動物の今にも動き出しそうで愛くるしい表情や植物の繊細で生き生きとした表現に心が和みました。

これから、もっとじっくり見るつもりですが、このカタログは日々の生活を優先しがちで展覧会等に出かけることが少ない私に、たまには色々な作品を見に出かけなさい、と言ってくれているようでもあります。(N)

 

カタログの表紙