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「平成」の時代の終わり

2019-04-30

今日で天皇陛下が退位されることになり、平成の時代が終わります。

私が陛下のお姿を初めて拝見したのは、あまり記憶が定かではありませんが、平成2年に当地の雲仙市国見町の森林公園「百花台公園」で行われた「第41回全国植樹祭」の時だったと思います。

その時の印象はあまりよく思い出せませんが、平成3年の雲仙普賢岳噴火に伴う被災地お見舞いの際、体育館内の被災者の前で両膝をついて励ましのお言葉をかけられている姿をテレビニュースで視た時の衝撃は、今でも強く胸に焼き付いています。 そして、今日の天皇在位最後のお言葉で述べられた「・・・・・これまでの天皇としての務めを、国民への深い信頼と敬愛をもって行い得たことは幸せなことでした。象徴としての私を受け入れ、支えてくれた国民に心から感謝します。 明日から始まる新しい令和の時代が、平和で実り多くあることを、皇后と共に心から願い、ここに我が国と世界の人々の安寧と幸せを祈ります」。

私ごとでは、平成に念願の個人美術館を開館できたことが一番の出来事で大いなる喜びでした。また反面、予期しない病を患い手術を経験し、現在も経過観察は続いていますが、どうやらこれも克服できつつあります。

平成の終わりに当たり、日本という国の一国民であることをたいへん嬉しく、同時に、こよなく誇りに思っています。