2016年特別企画展第4弾「吉田博の風景版画展」を開催(9/27~12/27)。同時に、常設展示の小﨑侃版画並びに十三代・横石臥牛陶芸作品、歌川広重等の浮世絵版画作品(原画や復刻版)も一部展示換えを行います。
2016-09-21
山本美術館では2016年特別企画展第4弾として、「吉田博の風景版画展」を9月27日(火)~ 12月27日(火)の期間開催し、木版画作品13点を展示いたします。
吉田博(1876~1950年)は福岡県久留米市に生まれ、明治後期から大正、昭和時代にかけて活躍した風景画家で、今年は生誕140年に当たります。
若い時からアメリカやヨーロッパ等を巡り、多くの美術館で水彩・油彩画・スケッチの展覧会を開催し、海外で早くから人気を得ました。
大正後期から取り組んだ木版画では、伝統的な浮世絵木版画技術と西洋画の表現の融合を図り、精巧かつ詩情豊かに、色彩は驚くほどの多色刷りで表現し、「日本アルプス十二題」など多数の優れたシリーズ作品を発表しています。
尚、常設展示の小﨑侃版画並びに十三代・横石臥牛陶芸作品、歌川広重等の浮世絵版画作品(原画や復刻版)も一部展示換えを行います。
皆様のご来館をお待ちいたしております。
吉田博「モレーン湖」 | 吉田博「姫路城」 |
小﨑侃「君が手も・・・」 | 十三代横石臥牛「白鷺文花瓶」 |