山本美術館 > 新着情報 > 2018年特別企画展第4弾「田川憲木版画展」を開催(10/2~12/30) 。同時に、常設展示の小﨑侃版画並びに十三代・横石臥牛陶芸作品、歌川広重等の浮世絵版画作品(原画や復刻版)も一部展示換えを行います。

2018年特別企画展第4弾「田川憲木版画展」を開催(10/2~12/30) 。同時に、常設展示の小﨑侃版画並びに十三代・横石臥牛陶芸作品、歌川広重等の浮世絵版画作品(原画や復刻版)も一部展示換えを行います。

2018-09-20

 

山本美術館では2018年特別企画展第4弾として、「田川憲木版画展」を10月2日(火)~12月30日(日)の期間開催し、長崎の風景を描いた作品13点を展示いたします。

田川憲(1906~1967年)は長崎市に生まれ、昭和初期に画家を志し上京。木版画家・恩地孝四郎の知己を得て自画・自刻・自摺の創作版画の制作を開始します。

帰郷後、長崎を主として創作活動にあたり、創作版画誌の刊行や版画講習会の開催などを通して長崎における創作版画の草分けとなり、異国情緒の面影が残る長崎各地の風景など数多く描き、「東に棟方志功、西に田川憲」とも称されました。今年の夏、世界遺産に登録された「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の内、「大浦天主堂」や「原城跡」の作品も紹介します。

尚、常設展示の小﨑侃版画並びに十三代・横石臥牛陶芸作品、歌川広重等の浮世絵版画作品(原画や復刻版)も一部展示換えを行います。

皆様のご来館をお待ちいたしております。

 

 
 田川憲 「新板長崎風景 大浦天主堂」  田川憲 「島原半島譜(1)原城址」
   
 小﨑侃「月が酒が・・・」  十三代横石臥牛「むさしの文角香炉」