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長崎新聞で、小崎侃先生挿絵の「蝶々さん」が始まりました。

2006-05-05

長崎新聞に、長崎県諫早市出身で全国的に著名な脚本家・市川森一さん原作の「蝶々さん」の連載が、本美術館で常設展示している版画作者・小崎侃先生の題字と挿絵により始まりました。

侃先生は、早くからレパートリーの長崎叙情シリーズ版画の中に“蝶々さん”を制作されており、その制作に際しては長崎県内の蝶々さんゆかりの地や文献を参考にしながら、一枚の板の中に自分らしい構図や色彩等で表現したと言われています。

また、今回の連載に先立っては、グラバー邸や丸山、寄合町など蝶々さんゆかりの地を探索し、長崎図書館には何度も足を運び文献や資料などを照査して備え、毎週の物語内容の核心を版画による挿絵で描いていきたいと話しておられます。

この「蝶々さん」は、5月から一年間(毎土曜日)にわたり連載される予定になっているそうです。

市川森一さん原作の「蝶々さん」が、どのような物語展開を見せていくのか、また、毎回どんな小崎流挿絵が登場するのか、楽しみになります。

060505小崎侃作「蝶々さん」(37,800円)

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