美術館開館一周年記念特別展第5弾「徳力富吉郎木版画展」を開催(~11/25まで)。同時に、常設展示の小﨑侃版画並びに十三代・横石臥牛陶芸作品、安藤広重や葛飾北斎等の浮世絵版画作品(原画や復刻版)も一部展示換えを行います。
2007-09-23
山本美術館では、美術館開館一周年記念特別展第5弾として、「徳力富吉郎木版画展」を10月2日(火)~11月25日(日)の期間開催し、主に九州にちなんだ風景木版画作品11点を展示いたします。
徳力富吉郎〔1902(明治35)年~2000(平成12)年〕は京都生まれで、西本願寺絵所12代目に当たります。土田麦僊に師事し日本画を学び、その後木版画に興味を持ち、平塚運一や棟方志功等と同人誌「版」を刊行します。また、高松塚古墳内壁画の版画復元を完成させ、京都創作版画運動の中心的存在でした。日本の風景や風物を、華麗な多色刷りで描いた木版画界の第一人者として名高い作家です。
尚、常設展示の小﨑侃版画並びに十三代・横石臥牛陶芸作品、安藤広重や葛飾北斎等の浮世絵版画作品(原画や復刻版)も一部展示換えを行います。
皆様のご来館をお待ちいたしております。