山本美術館 > 新着情報 > 2008特別企画展第1弾「新春浮世絵所蔵版画展」を開催(1/29~3/30まで)。同時に、常設展示の小﨑侃版画並びに十三代・横石臥牛陶芸作品、葛飾北斎等の浮世絵版画作品(原画や復刻版)も一部展示換えを行います。

2008特別企画展第1弾「新春浮世絵所蔵版画展」を開催(1/29~3/30まで)。同時に、常設展示の小﨑侃版画並びに十三代・横石臥牛陶芸作品、葛飾北斎等の浮世絵版画作品(原画や復刻版)も一部展示換えを行います。

2008-01-28

山本美術館では、2008特別企画展第1弾として、「新春浮世絵所蔵版画展」を1月29日(火)~3月30日(日)の期間開催し、初代広重、二代広重、豊国三代や豊原国周などの作品12点余りを展示いたします。

初代広重(1797年~1858年)は、旅の写生を描いた名作「東海道五十三次」で知られ、二代広重(1826年~1869年)は初代広重の養女の婿で、初代の画風を模して風景画や美人画を描き、養女と離別した後は名前を喜斎立祥と改め、外国貿易用の茶箱に版画を描きました。

豊国三代(1786年~1864年)は初代歌川国貞のことで、役者絵、美人画、挿絵など多分野に業績を残して幕末、江戸浮世絵界のドンとも言われています。豊原国周(1835年~1900年)は豊国三代の門下で、幕末より絵師として活躍し近代歌舞伎の役者絵や美人画などの作品を描いて「第二の写楽」との評を得ています。

今回のメインとして、二代広重と豊国三代合作の三枚続き物「長崎圓や満」(丸山)を特別展示いたします。

尚、常設展示の小﨑侃版画並びに十三代・横石臥牛陶芸作品、葛飾北斎等の浮世絵版画作品(原画や復刻版)も一部展示換えを行います。

皆様のご来館をお待ちいたしております。

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