山本美術館 > 新着情報 > 2008特別企画展第2弾「棟方志功とゆかりの版画家展」を開催(~6/1まで)。同時に、常設展示の小﨑侃版画は、歌人の斉藤茂吉が長崎で詠んだ短歌を基に制作した作品を展示、並びに十三代・横石臥牛陶芸作品、安藤広重等の浮世絵版画作品(原画や復刻版)も一部展示換えを行います。

2008特別企画展第2弾「棟方志功とゆかりの版画家展」を開催(~6/1まで)。同時に、常設展示の小﨑侃版画は、歌人の斉藤茂吉が長崎で詠んだ短歌を基に制作した作品を展示、並びに十三代・横石臥牛陶芸作品、安藤広重等の浮世絵版画作品(原画や復刻版)も一部展示換えを行います。

2008-03-25

山本美術館では、2008特別企画展第2弾として、「棟方志功とゆかりの版画家展」を4月1日(火)~6月1日(日)の期間開催いたします。

棟方志功と、志功がその版画に感銘を受けた川上澄生、並びに彼が版画の道を学んだ平塚運一の作品など計12点余りを展示します。

棟方志功(1903~1975)は青森市に生まれ、板を彫って版画を作るのではなく、板が画を生むように板本位に板の木魂を生かすこと、と従来の版画の伝統を破るような独創的な作品を世に出し、また、国際的な展覧会等で輝かしい最高栄誉を受賞し、「世界のムナカタ」として内外から高い評価を得ております。

川上澄生(1895~1972)は神奈川県横浜市に生まれ、英語教師をしながら独学で版画制作に取り組み、特に「南蛮風俗」や「文明開化」などの異国情緒に満ちた作品を数多く残しています。

平塚運一(1895~1997)は島根県松江市に生まれ、「自画、自刻、自摺」という日本創作版画の先駆者で、温もりのある独特な木版画を制作しています。また、版画教育普及活動に多大な功績を残しました。

尚、常設展示の小﨑侃版画は、歌人の斉藤茂吉が長崎で詠んだ短歌を基に制作した作品を展示、並びに十三代・横石臥牛陶芸作品、安藤広重等の浮世絵版画作品(原画や復刻版)も一部展示換えを行います。

皆様のご来館をお待ちいたしております。

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