山本美術館 > 新着情報 > 2009特別企画展第4弾「平塚運一と田川 憲展」を開催(9/1~10/25まで)。同時に、常設展示の小﨑侃版画並びに十三代・横石臥牛陶芸作品、葛飾北斎等の浮世絵版画作品(原画や復刻版)も一部展示換えを行います。

2009特別企画展第4弾「平塚運一と田川 憲展」を開催(9/1~10/25まで)。同時に、常設展示の小﨑侃版画並びに十三代・横石臥牛陶芸作品、葛飾北斎等の浮世絵版画作品(原画や復刻版)も一部展示換えを行います。

2009-08-26

山本美術館では、2009年特別企画展第4弾として、「平塚運一と田川 憲展」を9月1日(火)~10月25日(日)の期間開催し、創作版画家として著名な二人が描いた長崎の風景版画作品12点余りを展示致します。

「創作版画」とは、自分で描いて自分で彫って自分で摺る(=自画自刻自摺)版画のことで、日本では1907(明治40)年頃から始まりました。

平塚運一(1895~1997年)は、明治28年松江市に生まれ102歳で亡くなるまで、多色摺り版画から白黒版画へ、さらに風景版画から裸婦版画へと旺盛な創作活動を展開しました。創作版画の生みの親で、また、版画教育普及活動に貢献した日本版画界の巨匠です。

田川憲(1906~1967年)は、明治39年長崎市生まれで長崎を主として創作活動にあたりました。彼の版画家としての技量と作風は当時、「東に棟方志功、西に田川憲」と評されるほど素晴らしいもので、居留地時代の面影が残る長崎各地の風景などを数多く描いています。

尚、常設展示の小﨑侃版画並びに十三代・横石臥牛陶芸作品、葛飾北斎等の浮世絵版画作品(原画や復刻版)も一部展示換えを行います。

皆様のご来館をお待ちいたしております。

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