2010特別企画展第2弾「浮世絵&新版画の風景版画展」を開催(3/2~4/25まで)。同時に、常設展示の小﨑侃版画関係では、「-長崎丸山公園龍馬像建立記念-小﨑侃作品展」を開催、並びに十三代・横石臥牛陶芸作品も一部展示換えを行います。
2010-02-24
山本美術館では、2010年特別企画展第2弾として、「浮世絵&新版画の風景版画展」を3月2日(火)~4月25日(日)の期間開催し、北斎、広重や橋口五葉、吉田博、土屋光逸、笠松紫浪の風景版画13点を展示致します。
「江戸の華」と言われた浮世絵版画は、明治の激動変化期になると西洋版画技術の普及や自画・自刻・自摺の創作版画の成立などで衰退しますが、大正から昭和初期にかけてこの伝統浮世絵版画を見直し、従来のように版元を中心として絵師、彫師、摺師の共同制作という手法を用いた新版画が起こります。
今回は、日本の浮世絵版画を代表する北斎(1760~1849年)と広重(1797~1858年)が、それぞれに表現した霊峰富士の図と、新版画制作者たちから橋口五葉(1881~1921年、鹿児島市生まれ)、吉田博(1876~1950年、久留米市生まれ)、土屋光逸(1870~1949年、浜松生まれ)、笠松紫浪(1898~1991年、東京生まれ)が描いた木版風景画を紹介致します。
また、常設展示の小﨑侃版画関係では、「-長崎丸山公園龍馬像建立記念-小﨑侃作品展」を開催、並びに十三代・横石臥牛陶芸作品も一部展示換えを行います。
皆様のご来館をお待ちいたしております。