山本美術館 > 新着情報 > 2012特別企画展第3弾「徳力富吉郎展」を開催(5/29~7/29まで)。同時に、常設展示の小﨑侃版画並びに十三代・横石臥牛陶芸作品、浮世絵版画作品(原画や復刻版)も一部展示換えを行います。

2012特別企画展第3弾「徳力富吉郎展」を開催(5/29~7/29まで)。同時に、常設展示の小﨑侃版画並びに十三代・横石臥牛陶芸作品、浮世絵版画作品(原画や復刻版)も一部展示換えを行います。

2012-05-22

山本美術館では、2012年特別企画展第3弾として、「徳力富吉郎展」を5月29日(火)~7月29日(日)の期間開催し、自画・自刻・自摺の創作木版画家が描いた「京の四季十二景」を主として13点を展示いたします。

徳力富吉郎(1902~2000年)は京都生まれで、西本願寺絵所12代目に当たり、昭和・平成時代に活躍しました。

はじめ日本画を学び土田麦僊に師事し、その後木版画を志し研究を進めて、平塚運一や棟方志功等と同人誌「版」を刊行。専ら京都を取材し京版画に近代感覚を取入れ、日本の風景や風物を優美華麗な多色刷りで描いた木版画界並びに創作版画運動の中心的存在でした。また、高松塚古墳内壁画の版画復元や京都仁和寺の国宝「孔雀明王」(千三百度摺)の復元、摺刷の監修等に当たっています。

尚、常設展示の小﨑侃版画並びに十三代・横石臥牛陶芸作品、歌川広重等の浮世絵版画作品(原画や復刻版)も一部展示換えを行います。

皆様のご来館をお待ちいたしております。

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