2015年開館十周年記念特別企画展第1弾「竹久夢二木版画展」を開催(1/2~3/29)。同時に、常設展示の小﨑侃版画並びに十三代・横石臥牛陶芸作品、浮世絵版画作品(原画や復刻版)も一部展示換えを行います。
2014-12-22
山本美術館では2015年開館十周年記念特別企画展第1弾として、「竹久夢二木版画展」を1月2日(金)~ 3月29日(日)の期間開催し、木版画作品13点を展示いたします。
竹久夢二(1884~1934年)は岡山県邑久郡本庄村(現 瀬戸内市)生まれ。うりざね顔につぶらな瞳で長いまつげ、憂いを含んだ表情で華奢な身体つきのスタイルに加え、女性の繊細な内面を表したセンチメンタルな画風の女性絵「夢二式美人画」によって広く名前を知られています。
明治末から大正、昭和初期にかけて一世を風靡し、「大正浪漫主義」を象徴する人気画家の夢二は、日本画、水彩画、油彩画、木版画やデザイン分野で多彩な作品を残し、さらに小説、詩歌、童話などの創作にも活躍しました。
今回は、交流のあった長崎の永見徳太郎に贈られたさまざまな立場の女性を描いた「女十題」の木版画作品を主として紹介いたします。
尚、常設展示の小﨑侃版画並びに十三代・横石臥牛陶芸作品、歌川広重等の浮世絵版画作品(原画や復刻版)も一部展示換えを行います。
皆様のご来館をお待ちいたしております。
竹久夢二 「黒猫」 | 竹久夢二「朝の光へ」 |
小崎侃 掛け軸「有明海」 | 十三代・横石臥牛「金彩夫婦湯呑」 |