2015年開館十周年記念特別企画展第2弾「川瀬巴水木版画展」を開催(3/31~6/28)。同時に、常設展示の小﨑侃版画並びに十三代・横石臥牛陶芸作品、歌川広重等の浮世絵版画作品(原画や復刻版)も一部展示換えを行います。
2015-03-20
山本美術館では、2015年開館十周年記念特別企画展第2弾として、「川瀬巴水木版画展」を3月31日(火)~ 6月28日(日)の期間開催いたします。
川瀬巴水(1883~1957年)は東京に生まれ、大正から昭和にかけて約40年間にわたって北海道から九州まで全国津々浦々を旅し写生を続け、生涯で600点を越す風景木版画を残しました。
巴水が、伝統的浮世絵版画の叙情的世界に近代的視点を取り入れ、四季折々の自然や風物を描いた作品は、見る人の心に響き、郷愁を誘います。
本展では、旅の印象を叙情豊かに描く作風から「昭和の広重」とも称された巴水が描いた木版画13点と「肥前雲仙嶽」の版木を展示紹介いたします。
尚、常設展示の小﨑侃版画並びに十三代・横石臥牛陶芸作品、歌川広重等の浮世絵版画作品(原画や復刻版)も一部展示換えを行います。
皆様のご来館をお待ちいたしております。
川瀬巴水「阿蘇の夕(外輪)」 |
川瀬巴水「狩勝峠」 |
小崎侃「花ざかり」 | 十三代横石臥牛「芍薬文抹茶椀」 |