2015年開館十周年記念特別企画展第3弾「長崎版画展~異緒情緒の美~」を開催(6/30~9/27)。同時に、常設展示の小﨑侃版画並びに十三代・横石臥牛陶芸作品、歌川広重等の浮世絵版画作品(原画や復刻版)も一部展示換えを行います。
2015-06-21
山本美術館では2015年開館十周年記念特別企画展第3弾として、「長崎版画展 ~異国情緒の美~ 」を6月30日(火)~ 9月27日(日)の期間開催し、木版画作品13点を展示いたします。
長崎版画は徳川時代、日本で唯一の海外貿易が行われていた港町の長崎に生まれた異国情緒、外国趣味のロマンあふれる独特の版画で長崎絵とも言われています。
1645年(正保時代)頃から1870年(幕末時代)頃にかけて制作され、旅人たちに長崎の代表的な土産物として人気がありました。
長崎版画のほとんどの版画には作者のサインや落款はなく、また年代の記載もありませんが、現存する原画は世界的に極めて少なく、歴史的・美術的資料としても大変貴重なものと評価されています。
尚、常設展示の小﨑侃版画並びに十三代・横石臥牛陶芸作品、歌川広重等の浮世絵版画作品(原画や復刻版)も一部展示換えを行います。
皆様のご来館をお待ちいたしております。
蛇踊囃方之図 | 唐船図 |
小崎侃「あゝ酒」 | 十三代横石臥牛「鷺草文ロックグラス」 |