ひな人形と桃カステラ

 私たち3姉妹が幼少の頃、両親に買ってもらったひな人形のお内裏様とお雛様をケースから取り出して美術館入口に飾っています。両方ともとても端正な顔立ちで、私のお気に入りです。

 今年は桃の節句に、県内でも特に評判が高い「万月堂」の桃カステラを買ってみました。ふわふわとしたカステラ生地にしっとりした桃の形の上品な甘さの砂糖菓子が相まって、とても見映えがよく美味しい味でした。

 県外の方、特に東日本の方々は砂糖をふんだんに使った桃カステラの甘さと大きさにびっくりされるようですが、鎖国時代に日本で唯一の貿易港であった長崎には多量の砂糖が運び込まれていました。江戸時代は砂糖を贅沢に使ったお菓子やカステラが盛んに作られるようになり、そしてカステラの上に桃の実をかたどったお菓子を乗せ桃の節句を祝う縁起物の銘菓「桃カステラ」が作られるようになります。現在も雛節句のお祝いとして利用したり、この時期に楽しむお菓子として愛されています。

 桃カステラは彩り可愛く深い甘みのある人気のお菓子です。

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美術館入口で来館者を出迎えるお内裏様とお雛様

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左が「万月堂」、右二つが「文明堂」の桃カステラ

— posted by 山本美術館 at 03:41 pm  

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