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横石 臥牛 (よこいし がぎゅう)

横石臥牛

■ 長崎県無形文化財

当館では、地元・長崎の小崎侃先生の山頭火句、原爆句や長崎叙情シリーズの版画並びに彫刻などを主として安藤広重や葛飾北斎などの浮世絵、美人画や風景画の新版画など500点余りと、全国で唯一「元禄の現川焼」を再現している臥牛窯・十三代横石臥牛先生の作品約200点を収蔵しております。

※横石臥牛は兄弟による二人三脚の作家です
※写真は兄の松翁先生

 

■ 臥牛窯について

 

■ 作品紹介

「後立山連峰之図」 刷毛目見込白鷺文絵皿 「武蔵野文舟型向付」
冬山幻想壺
「後立山連峰之図」
刷毛目見込白鷺文絵皿 現川写
「武蔵野文舟型向付」

 

■ 横石臥牛先生 略歴

1927年 長崎県佐世保市に生まれる
1943年 父十二代横石臥牛宗雲に師事
1955年 長崎県美術展に初出展し知事賞受賞以後5年連続入賞、以降知事賞を3回受ける
1961年 先代没後十三代を襲名、以来期するところあって一切の公募展を避ける
1974年 日本伝統工芸展に初出品し入選する、以降1998年まで通算11回入選
1975年 先代に続いて長崎県無形文化財の指定を受ける
1986年 長崎県無形文化財指定10周年記念個展を全国にて開く
1995年 文部大臣より「地域文化功労賞」を受賞
1996年 労働大臣より「卓越した技能者“現代の名工”」を受賞
長崎県より「優れた技能者」を受賞
1997年 春の叙勲において「勲五等瑞宝章」を受賞
1998年 作陶生活60周年記念個展を全国にて開催
2004年 「元禄現川様式の伝統と創造展」を長崎、佐世保から全国にて開催
2006年 兄陞雲が傘寿記念で松翁と改名を期に、弟宗鷹が臥牛窯の当主として十三代横石臥牛を襲名
2011年 「臥牛窯・創窯410年展」を長崎、佐世保、福岡、熊本で開催
2013年 横石松翁「米寿記念」作品展を長崎で開催
2014年 横石松翁の長男の午郎氏、十四代横石臥牛襲名
2016年 十三代横石臥牛松翁老衰のため死去(本名 陞治、90歳)
2018年 十三代横石臥牛宗鷹死去 (本名 嘉吉、90歳)